1年で資産3000万円増。時間を使わないインデックス投資の本質
共働きで毎日忙しく、資産運用に時間をかけられないと悩んでいませんか。
限られた生活の中で大きな資産を築くには、お金を自分の分身として上手に働かせる視点が欠かせません。本記事では、年に1分も時間をかけずに資産を大きく増やした運用方針と、時間効率を最大化する考え方について解説します。
1年で資産が3000万増加したインデックス投資の恩恵
2025年の株式相場を振り返ると、かなり良かった年だと感じています。
私自身、株式投資はインデックスファンドに限定しています。年に1分も株式投資に時間を使わなくても、1年で資産が3,000万円増えていました。2024年は資産が2,000万円の増加であったため、この2年間で金融資産が5,000万円ほど増える結果となりました。
個別株投資における懸念とリスク
もちろん、最近話題になったキオクシアの株のように、株価が30倍以上になるような銘柄もあります。しかし、そういった銘柄を事前に見当てることは非常に困難です。
特定の1社を信じて30年、50年と保有し続ける自信を持つのは難しく、中には倒産して価値がゼロになり、有価証券が紙くずになるリスクも考えられます。
さらに、新しい新興企業が登場することで、保有している銘柄が指数から外されて株価が上がらなくなり、後悔することも懸念材料になります。
| 運用手法 | 特徴・懸念点 |
|---|---|
| 個別株投資 | 事前の銘柄選定が極めて困難。長期保有時の倒産リスクや株価低迷の不安が伴う。 |
| インデックス投資 | 特定の企業に依存しない。運用時間を極限まで削り、市場全体に投資できる。 |
インデックス投資の何が素晴らしいのか、少しお話ししたいと思います。最大のメリットは、「何もしなくてもいい」にもかかわらず、最高の結果を得られる可能性があるという点です。
- 倒産のリスクがなく、価値がゼロになることがない
- 企業の集合体である指数である以上、どれだけ下落したとしても必ず回復してくる
- 下落したタイミングでも、自信を持って追加投資できる勇気と安心感を与えてくれる
運用金額にもよりますが、年に1分も時間を使わずに、1年後に蓋を開けてみたら資産が3,000万円も勝手に増えていた、という現象が起こり得るのもインデックス投資の凄さです。同じ金額を運用していれば、誰もが同じ結果を享受できます。
資産増加に気づいたきっかけと資産把握
もともと私は1年にいくら資産が増えようと、あまり気にすることはありません。たまたま運用成績が良かっただけで、株価が下がって1500万円マイナスになるということもあり得るからです。資産形成の過程において、いくら増えた減ったと一喜一憂することはあまり意味のないことだと考えています。
今回資産の増加を正確に把握したのは、大阪市内で3棟目となる物件を購入するにあたり、銀行の融資を受けるための提出資料として資産の棚卸しをしたことがきっかけです。
- 去年、2棟目の物件を購入した際にも全体の金融資産を算出している
- その時の金額と、今回の棚卸しで確認した合計額を比較した
- その差額が、約3,000万円ほどになっていた
私自身もこれほど増えているとは思っておらず、自分でも少し驚いたというのが本音です。
資産運用は「お金に働いてもらう」感覚が必須
私自身、資産運用そのものに多くの時間を使っているわけではありません。知識を習得するための勉強に時間を割くことは非常に大切ですが、一度身についてしまえば、その都度運用に膨大な時間を費やす必要はなくなります。非常に費用対効果の高い投資だと言えます。
投資において陥りやすい注意点があります。
常に資産運用に付きっきりになり、事あるごとに株式の売買を繰り返したり、不動産、FX、ゴールドなどの値動きを追い続けていると、いくら時間があっても足りません。夜遅くまで相場を気にして、昼間の仕事が手につかない状態では、大きな資産を築くことは困難です。
もし運用に多くの時間を奪われているのであれば、結局「あなた自身が働いている」ことになってしまいます。お金というのは、いわば自分の分身のような存在です。資産運用においては、いかにお金を自分のために働かせるかという考え方を身につけることが必須です。
リアルな生活を楽しみながら資産を増やす
私たちは会社員として働き、家に帰れば子供の世話などの役割もあります。私たちは、リアルな生活を楽しむべきです。仕事に打ち込み、家族を大切にし、週末には家族との時間を過ごす。それは何事にも代えがたい経験です。
もしお金の心配ばかりをしていたら、将来、子供が「留学に行きたい」「医学部に行きたい」と言い出したときに、快く送り出してあげられないかもしれません。だからこそ、自分自身が「オーナー」としてどのように振る舞うべきかというマインドを持つ必要があります。
投資初心者へのメッセージ:確かな知識と行動指針
お金を所有するオーナーとして、どのように振る舞っていくのかを考え、日々の行動に落とし込むことが大切です。
例えば「株式を一生売らない」という運用方針でいくのであれば、配当だけで運用方法を考える必要があります。配当はすぐには増えないため、時間を効率よく活用して資産を増やす際に、レバレッジをかける選択肢や、株式投資と不動産投資の比較検討が必要になってきます。
すでに10年以上の運用経験があり、手法を確立されている方であれば自己責任の範囲で行えます。しかし、投資初心者にとっては、これから自分がやろうとしていることの正解を見つけるのは難しいものです。
本を読めば多様な投資手法が存在し、「特定の個別銘柄で100万円を1億円にした」という話も見かけます。しかしそれが正解かどうかは、自分自身が経験してみないことには分かりません。
まとめ
より堅実な道を歩みたいと思うのであれば、しっかりとしたお金の知識を身につけることが大切です。周りに流されない意見や、自分なりの行動指針を持っておくべきでしょう。
自分の時間を使わずに、いかにお金を働かせるか。費用対効果や時間効率を考え、上手に運用していくための知恵を絞り、行動していくことが求められています。
