億り人の共通点とは?資産1億円を築く「投資」のルール
毎日フルタイムで働き、しっかり収入を得ていても、「このままでいいのだろうか」と感じる瞬間が出てくることもあるでしょう。家計簿をつけて支出を見直していても、将来への安心感までつながらないと感じる方も多いはずです。資産1億円を達成した「億り人」たちが共通して持っている、お金を「増やす」具体的な仕組みとは?
同じ支出でも「消費」と「投資」どのような違いがあるのでしょうか。その違いを詳しく解説します。
■ 資産家から見るお金の定義
消費と投資の違い
日常の支出には、大きく分けて二つの性質があります。一つは、その場の満足や欲求を満たすために使う「消費」。もう一つは、将来に向けて価値を生み出していく「投資」です。
億り人と呼ばれる人たちは、自分の中で明確な基準を持って使い分けています。
例えば、セールだから買ったけどあまり着ない服は「消費」です。一方で、睡眠の質をあげてくれる高級な枕は「投資」としての意味が含まれます。
どういった視点なのかと言うと、そのお金が、これからの自分にどのような価値をもたらすのかどうかということです。
この視点の差が、お金もち脳かそうでないかの違いです。
その支出は「消費?」それとも「投資?」
価値基準で選ぶ習慣
資産を築く人々は、価格の安さだけでは選びません。億り人らは「この支出によってどれだけの価値が得られるか」を優先します。安物買いをしてすぐに買い替えることになれば、結果的に余計な支出を招くということを理解しているからです。
一つのものを長く大切に使うことや、多少高価でも自分の時間を生み出してくれるものを選ぶことが、長期的には最も効率的なお金の使い方になると理解しています。このように、1億円の資産を築く人には支出に対して明確な基準を持っていることがほとんどです。
| 支出の種類 | 主な目的 | 将来への影響 |
|---|---|---|
| 消費 | 現在の欲求を満たす | お金が手元から出ていく |
| 投資 | 将来の価値を創造する | お金や時間が増えて戻る |
■ 億り人が実践する3つの投資的支出
自己研鑽によるスキルの向上
最も効率の良い投資先は、他ならぬ自分自身であると多くの成功者は語っています。本を読んで知識を蓄えることや、仕事に直結する専門スキルを習得するためのスクール費用などは、将来の収入を底上げするために必要不可欠です。一度身につけた知識や経験は、一生の資産になるからです。
例えば、余剰資金を1万円より多く捻出するために節約を努力するのは限界がありますが、スキルアップによって市場価値を高めれば、生涯年収を数千万円単位で増やすことも可能になります。知識に投資することは、価値を創造する基礎を作ることと同じです。自分のために投資をすることが最も効率の良い投資と言えるのではないかと思います。
時間を生み出す効率化
1億円の資産を築く人たちは、時間を生み出すための支出を一切惜しまない傾向にあります。時短家電の導入や、職場に近い住まいへの引越しなどは、一見すると大きな出費に見えますが、それによって生み出された時間を投資や学びに充てることができます。
例えば、ロボット掃除機や乾燥機付き洗濯機を導入することで、毎日1時間の余裕が生まれたとしましょう。その時間を資格の勉強や資産運用のリサーチに使えば、数年後には機器の代金を遥かに上回るリターンが返ってきます。時間を「買う」という感覚を持つことで、時間に余裕ができ、さらなる自己投資に充てることができるのではないでしょうか。
- 時短家電による家事負担の軽減
- 通勤時間の短縮
- 休日時間の確保
資産運用による仕組みの構築
自分が働いて稼ぐだけでなく、お金そのものに働いてもらう仕組みを作ることも欠かせません。株式や債券への投資は、複利の力を活用して資産を雪だるま式に増やしていくために必要不可欠になります。億り人の多くは、労働による収入の一定割合を、必ず「富を生む資産」へ回しています。
最初は小さな金額かもしれませんが、時間を味方につけることで成長していきます。消費的支出を投資的支出に変えるとは、将来の経済的安定ためにお金を投じると言うことに他なりません。
■ 支出を投資に変える具体的なステップ
毎月の固定費を見直すルール
まずは、住居費や水道光熱費、通信費といった固定費の見直しを行います。毎月一定額の支出が発生する固定費は、一度見直せば継続した節約効果が期待できます。固定費の項目ごとに、削減できる支出がないかを確認していきましょう。
消費を少なくする仕組み
ストレス発散のための衝動買いや、周囲に合わせた見栄のための出費は、資産形成の大きな妨げとなります。これらは「消費」の典型であり、後になって後悔を招くことが多い支出です。こうした支出をなくすためには、購入前に「一定期間考える時間を設ける」などの仕組みを生活に取り入れることが有効です。
「投資」になるお金の使い方が人生を豊かにする。
■ 投資マインドがもたらす長期的な成果
ある共働き夫婦の事例を紹介しましょう。佐藤さん(仮名)夫妻は、毎月の手取り収入をすべて使う生活を送っていました。しかし、今回の「投資的支出」の考え方を知り、まずは家事の効率化に投資することを決意しました。最新の調理家電と掃除ロボットを導入したことで、平日の夜に30分の自由な時間が生まれました。
佐藤さんはその時間を活用して資産運用の勉強を始め、積立投資をすることにしました。開始から3年が経過した現在、資産は着実に増加し、何より「お金をコントロールできている」という自信が夫婦の絆を深める結果となりました。目先の消費よりも将来の投資を優先したことで、家庭全体の幸福度が向上したのです。
お金の使い方次第で人生は大きく変わります。日々のお金の使い方を意識して、楽しく豊かな人生を送りましょう。
