共働きサラリーマン資産家夫婦の売らないお金の学校

会社員として働きながら、長期・分散・低コストを軸としたインデックス投資と安定的な家賃収入を目的とした不動産投資の二本柱で資産形成を実践し、40代で純資産1億円を達成しました。「誰でも経済的自由を目指せる」を目標に、資産収入を増やし複数の収入源を確保することで、お金の不安から自由になり、働き方を選べる人生を歩みたい人に向けて情報発信をしています。

共働き夫婦の新NISAフル活用|30年で億超えを狙う積立戦略

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共働き夫婦の新NISAフル活用|30年で億超えを狙う積立戦略

「新NISAって夫婦2人で使うと、何が変わるの?」と疑問を持っていませんか。この記事では、共働き夫婦が新NISAをフル活用した場合の積立プランと、年利3・5・7%の利回り別に見た30年後の資産額が分かります。

結論から言えば、年利5%の運用で60歳時点の資産は1億円を超えます。夫婦合計の総投入元本は3,600万円です。非課税のまま約3倍にできる根拠を、フェーズ別に解説します。

夫婦2人で新NISAを使うメリット

新NISAは、夫婦それぞれが独立した口座を持てる制度です。2人が口座を開設すれば、非課税で運用できる枠が2倍になります。これが、共働き夫婦が新NISAをフル活用する最大の理由です。

夫婦で使える新NISAの枠(積立投資枠のみ)

・一人あたり:年間120万円 / 生涯1,800万円
・夫婦合計:年間240万円 / 生涯3,600万円

非課税とは何か

投資の利益には通常、約20%の税金がかかります。100万円の利益があれば、20万円が引かれて手元には80万円です。新NISAの口座内で運用した場合は、この税金がゼロになります。100万円の利益がそのまま100万円として残ります。30年という長い運用期間では、この差が大きく積み重なります。

30年間を2フェーズに分けた積立プラン

30歳スタート・60歳ゴールの30年間を、前半と後半に分けて考えます。前半15年間は積み立てる期間、後半15年間は運用のみを続ける期間です。

フェーズ1(30〜45歳):積み立てる期間

夫婦合計で月20万円(一人10万円)を毎月積み立てます。年間では240万円、15年間の総投入元本は3,600万円です。この期間で、夫婦それぞれの生涯非課税枠1,800万円をちょうど使い切ります。

フェーズ2(45〜60歳):運用のみを続ける期間

45歳で積立は終了します。以降は新たな入金をせずに、積み上げた資産をそのまま保有し続けます。資産が複利(利益にまた利益がつく仕組み)でコツコツ増え続ける期間です。

Check!
フェーズ2は「何もしない」期間ではありません。途中で引き出すと複利の効果が止まります。積立が終わっても、引き出さずに保有し続けることがルールです。

利回り3・5・7%のシミュレーション結果

60歳時点でいくらになるか、3つの利回りで試算しました。元本は夫婦合計3,600万円です。

利回り 45歳時点(積立終了) 60歳時点(最終資産) 非課税利益 元本対比
年利 3% 4,464万円 6,954万円 +3,354万円 1.93倍
年利 5% 5,179万円 1億766万円 +7,166万円 2.99倍
年利 7% 6,031万円 1億6,640万円 +1億3,040万円 4.62倍

※年次複利・手数料ゼロで計算した理論値。実際の運用成果とは異なります。

一人あたりの参考値

夫婦それぞれの口座単位で見ると、以下の通りです。一人あたりの総投入元本は1,800万円(年120万円×15年)です。

利回り 45歳時点 60歳時点
年利 3% 2,232万円 3,477万円
年利 5% 2,590万円 5,383万円
年利 7% 3,016万円 8,320万円

実例:田中夫婦のケース

イメージをつかむために、具体例を一つ紹介します。30歳の田中さん夫婦(ともに会社員・フルタイム)は、2024年に夫婦それぞれの新NISA口座を開設しました。毎月一人10万円ずつ、全世界株式インデックスファンドを購入しています。

月20万円の積立を15年続けると、45歳で元本3,600万円の投入が完了します。田中さん夫婦はその後も「引き出さずに保有する」というルールを決めました。年利5%が続けば、60歳時点の資産は夫婦合計で1億766万円になる計算です。

「月20万円は厳しい」という場合、一人5万円(月合計10万円)からスタートし、昇給や支出の見直しに合わせて積立額を増やす方法もあります。重要なのは、金額よりも早く始めることです。

複利が資産を加速させるロジック

複利とは「元本+これまでの利益」の合計に対して、次の利益がつく仕組みです。単利(元本だけに利益がつく)と比べて、時間が長くなるほど増え方の差が開きます。

年利7%のケースでは、45歳時点の6,031万円が15年後に1億6,640万円になります。積立をやめた後の15年間だけで、約1億610万円増えた計算です。後半の運用期間こそが、資産を大きく引き上げる時間帯です。

複利の効果を高める3つのルール
  • 早く始めるほど、複利が働く時間が長くなる
  • 途中で引き出さないほど、効果が高まる
  • 利回りが高いほど、後半の増え方が加速する

まとめ|今日から取れる3つのアクション

この記事の要点を3つにまとめます。

  1. 夫婦2人それぞれが新NISA口座を開設する:非課税枠を1,800万円×2人=3,600万円にできます。
  2. 月10万円(一人あたり)の積立設定をする:15年間続けることで非課税枠を使い切り、年利5%なら30年後に夫婦合計1億円を超えます。
  3. 積立終了後も引き出さずに運用を続ける:45〜60歳の15年間が、複利の効果を最も引き出す時間です。

今日から取れる一歩は、ネット証券で口座開設を申し込むことです。手続きは15〜30分程度で完了します。口座がなければ非課税の恩恵は受けられません。1日でも早く開設するほど、運用できる期間が長くなります。

※本記事のシミュレーションは年次複利・手数料ゼロで計算した理論値です。実際の運用成果は市場環境により異なります。投資には元本割れのリスクがあります。余裕資金での運用を基本としてください。

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