「売らない」からこそ広がる、インデックス投資と不動産の資産形成
インデックス投資で積立している資金は、 1回も売る必要がありません。 極端に言えば、生涯売らなくてもいい投資です。

そう聞くと、 「じゃあ、いつお金を取り出すの?」 「いつ使えるの?」 そんな疑問が浮かぶと思います。

ですが実は、 その問い自体が重要ではありません。 インデックス投資の本当の役割は、 お金を使うことではなく、 資産の土台をつくることだからです。
毎年コツコツと積立投資を続けていけば、 10年後、20年後、30年後には、 大きな金融資産が自然と積み上がっていきます。
その資金は、 使わずに持ち続ける。 むしろ、それが正解です。

なぜなら、 金融資産がある一定の規模まで育つと、 不動産投資に参入できるようになるからです。 いわば、不動産投資の扉が開きます。
積み上がった金融資産を背景に、 銀行から融資を受けて、 たとえば1億円規模の収益不動産を購入する。
すると、 家賃収入から返済や経費を差し引いたあと、 年間100万〜200万円単位のキャッシュフローが生まれます。

ここで大切なのは、 その間もインデックス投資の資金は一切売らないという点です。
金融資産は市場で複利運用され続け、 不動産からはキャッシュフローが生まれる。 この2つが、同時に回り始めます。
さらに、 不動産の実績と金融資産の成長を背景に、 再び銀行から融資を受け、 次の物件を購入することも可能になります。
インデックス投資では 複利を使い、 不動産では レバレッジとキャッシュフローを使う。

こうして、 金融資産は時間とともに積み上がり、 不動産は再投資によって拡大していきます。 複利の上に、さらに複利が乗る状態です。
別の見方をすれば、 インデックス投資で築いた資産で不動産を買い、 不動産から生まれたキャッシュフローを、 再びインデックス投資に回す。

すると、 どちらもお互いを押し上げながら、 成長していきます。
最初の段階では、 自己資金は給料からの貯金が中心です。 ですが、不動産が2棟、3棟と増えていくと、 やがてキャッシュフローだけで次の不動産が買えるようになります。
つまり、 アパートがアパートを生み、ビルがビルを生む状態です。

こうして収入の柱を増やし、 資産が資産を生む構造をつくっていく。 その先に、 無理なく資産を築いていく人生があります。
