インデックス投資は才能がなくてもできる。でも、誰もが同じ結果にならない
「インデックス投資には才能がいりません」
この言葉を聞くと、多くの人は「誰でも同じようにできる投資」だと感じると思います。
たしかに、そうなのですが、、、

同じ商品を、同じタイミングで、同じように買えば、
理論上のリターンは誰でも同じになります。
でも、
本当に、みんな同じ結果になっているでしょうか。
実際には、インデックス投資をしていても、結果には大きな差が生まれます。

その理由は、とてもシンプルです。
途中でやめてしまう人がいるから。
インデックス投資の大原則は、「長期で保有すること」です。
これは、始めるときには多くの人が理解しています。
ただ、理解していることと、
実際に続けられることは、まったく別の話なのでしょう。
運用を続けていれば、どこかで必ず株価は下がります。
その下落を前にしたとき、
「なぜ下がっているのか」
「それでも持ち続けていいのか」
ここを自分の中で説明できるかどうかで、行動が分かれます。

多くの運用シミュレーションは、
毎年3%、5%と、きれいな右肩上がりで描かれています。
でも、現実の市場はそうではありません。
今年はプラスでも、来年はマイナス。
その次の年に、また大きく上がる。
上下を繰り返しながら、結果として平均が残るのが株式投資です。
「長期では年率8%だった」
「過去を見ると10%だった」
あとから振り返った結果であって、
運用の途中では、常に上下を繰り返しています。
だからこそ重要なのは、
下落したときに、どう行動するかです。
そんな言葉がたくさん並びます。
一方で、「今年は厳しい」「もうオワコンではないか」といった声も出てきます。
こうした情報を見て、不安になる。
でも、短期の予測に振り回される必要はありません。
あなたが保有しているのは、
株価ではなく、企業の集合体です。
今年が悪くても、来年は良くなるかもしれない。
来年がダメでも、その次がある。
私自身、インデックス投資を続けて15年近くになりますが、
株価を頻繁に見ることはありません。
その代わりに、毎年同じ本を読み、
自分の考えが理論からズレていないかを確認しています。
暴落はどれくらいで回復するのか。
途中で売ると、どれくらい差が出るのか。
なぜ低コストが重要なのか。
こうしたことを理解しているからこそ、
売らないという判断に迷いがない。
結論として、インデックス投資にリターンを良くするための才能は必要ない。

でも、学ぶことをやめない姿勢と、続ける覚悟は必要です。
知識と継続。

それが、インデックス投資で結果を分ける本当の差だと、私は思っています。
